イスタンブール情報マガジン Japonya-İstanbul

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イスタンブールのボスポラス海峡を渡る船に乗ってみよう!

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イスタンブールのボスポラス海峡はヨーロッパとアジアを繋ぐ、まさに「橋渡し」の場所として知られています。しかしながら限られた橋の数に対して交通量がすさまじいため、かなりの頻度で渋滞が発生中。今回はイスタンブールの方々がボスポラス海峡を渡るために日常的に使っている船についてご紹介します。

 船が日常的に利用されているイスタンブール

日本で船に乗るという機会は比較的少ないと思います。古くは日本でも橋渡しの小さな船が多く利用されていましたが、今はそのほとんどが役割を終え、大型の橋や電車などがそれに代わって利用されるようになりました。男女七人秋物語など、日本のドラマにもしばしばフェリーを使うシーンが盛り込まれていることを見ると、交通網が随分と進歩したように感じます。

イスタンブールでは現代でも中規模の船がボスポラス海峡をかなりの頻度で往復しており、現地の方々はこれを電車やバスと同じように利用しています。その証拠に、この船は以前ご紹介した公共交通機関の支払いで利用するイスタンブールカードで乗船することができるようになっています。

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今回はイスタンブールの渡し船に実際に乗船してみました。路線はべシュクタシュとカドゥキョイを往復するもの。乗船はヨーロピアンサイドのべシュクタシュからです。乗り場に着くとボスポラス海峡クルージングなど復数の船乗り場がありますが、各行き先については看板で表示されているので目的の船を見つけるのはそこまで難しくありません。特にカドゥキョイ行きの船については上の写真のように、行き先が頭上に表示されているので安心です。

乗船の前にはイスタンブールカードを使って改札を通過するか、小さな窓口で乗船料を支払います。イスタンブールの公共交通機関のほとんどで、イスタンブールカードなどのICカードを利用したほうが運賃が安くなります。このため窓口でチケットを購入する方はほとんど見かけません。

船を待っている場所は比較的狭いため、船が到着する5分前ほどになると改札の内側に人が入り切らず、外側でかなりの人が待つことになります。到着して列が動き出してから入っても遅いことはありませんが、良い景色が楽しめる2階デッキ席を確保したい場合は早めに改札を通過して列の前の方で船を待ちましょう。

デッキに出れば絶景が楽しめるカドゥキョイまでの時間

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船の所要時間は20分程度と比較的短時間です。初回の乗船時で天気が良ければ是非2階のデッキ席へ行くことをおすすめします。この写真は2階デッキ席の一番後ろからべシュクタシュ(ヨーロピアンサイド)を見た様子です。右手を見れば大きな橋が目に入り、左側がヨーロッパ、右側がアジアということになります。観光でこの船を利用している方よりは、この海峡を渡るために現地の方々が利用している色が強いのですが、安全性についてはまず問題ないので是非利用してみて下さい。

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ちなみに面白かったのは船の定員で、夏季と冬季で収容人数が150名も違います。恐らく冬は非常に寒いため、ほとんどの方がデッキ席を利用しないことから定員が少なくなっているものと思いますが、筆者が乗船した際には200名程度が利用していたのでなかなか定員に達してしまう状況は発生しないものと考えています。

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カドゥキョイに到着すると、帰りのべシュクタシュ行きの船乗り場がすぐそこにありますので、念のため確認しておきましょう。また、観光でクルージングを楽しみたい方は船の近くにたくさんの看板があり、行き先や時刻表、値段などの情報が記載されていますのでこちらもチェックしてみてください。

今回はべシュクタシュ(ヨーロピアンサイド)からカドゥキョイ(アジアサイド)へ移動する際に利用できる渡し船の様子と利用方法についてご紹介しました。次回はカドゥキョイの街についても特集します!